雪山入門
1月成人の日の連休には八ツに行ってきた。
一気に高級雪山装備を購入した新人?マダムの雪山デビユー戦。
なにしろマダムは重荷を担ぐのも初めてだし、雪山だってほとんど始めてなのだ
天気は厳冬期にそう何度もないという好天!雪の状態も最高に歩きやすかった
そのおかげかどうか?重荷でのアプローチはしっかりとクリアしてくれました
足取りが思ったよりしっかりとしてたので、翌朝は赤岳へ行くことにする。
途中ちょこっと石尊の取り付きまで見物に。
なんだか見た目お気楽そうに見える。昔行ったことがあるというNリーダーは「このまま行っちゃおっか!」なんて言うけど、今回は我慢我慢。
後ろ髪を引かれながらも文三郎へまわる。吹雪で展望は無~し!下山は地蔵。
そこそこの強風だったが、ゆっくり慎重にこなしてくれた。
さて、今晩も相変わらず豪勢な宴。八ツにしてはほんとにあたたかい。
ほんとは八ツで一番経験したいのは寒さかな。
お手軽だからこそ経験できる寒さと悪天候の練習。
どんな冬山でも知っておくべきアイゼンワーク。
いわば冬に行く人は全員やりましょうの部類。
翌日はジョーゴ沢で軽く練習して下山。
お約束の振り返りポイントより
さてさて、1月30,31日には谷川で雪訓してきましたよ!
ま~たまた、良い天気
初日はアラフォー、アラフィフ、アラカン一座で雪洞堀りでした。
腰痛だの高血圧だのポリープだの何だのカンだのと、みんな現場監督を希望してたようですが…(ここは病院の待合室かっ!)
無事にものすごく立派な雪洞が完成(病室ではありません!念のため。)
仕上げも念入りで超快適です。
翌日は日帰り組と合流して雪訓。
アイゼン・わかん歩行、滑落停止、確保などなど。
いかんせん条件が良すぎて臨場感がイマイチですが
救助ではありません!あんまり気持ち良いのでちょっと寝ころんでます
欲を言えば、八ツにしろ谷川にしろ、せっかくの訓練なので冬山の厳しさをもう少し経験したかったとも言えます。
あの寒さ冷たさ痛さ、気力と体力を奪う風雪、その中での確実な判断と確実な行動…何もかも凍てつくテント生活のイロハ…
ほんの小さなことが、取り返しのつかない大事につながってしまう雪山です。
良い条件の時にできない事が厳しい条件下で出来るはずないものね!
もっとがんばろっと!
肝に銘じて精進精進
あぁ、待ち遠しいです。春山が!
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