谷川の沢2本②

2010年8月29日 西黒沢


メンバー:EXILEのお二人(タカ&トシ)、アグネスチャン改めEXILEの追っかけ(ウド)、

      バーブ佐竹(Nas)、せんだみつお改めEXILEのマネージャー(オベ)


白毛門登山口の駐車場はビッチョビチョのズッルズルなので、東屋がある某場所にテンバを移動。


18時30分過ぎに、EXILEの二人が到着し、サザエや上州カルビを焼いての野フェス(宴会)が始まる。


新人3人のヤンチャ時代の仕事の話で盛り上がり、アグネスチャンはエグザイルの追っかけへと変身し、

「キャー好きスキスキでも直接目を見れな~い」

と言いながら、二人を侍らせている。ドンペリでも頼むわよ!という勢い。


せんだみつおは「ほらほらタレントさんに触るときは事務所通してね」と、

二人のマネージャー役に。


バーブ佐竹は・・・

「俺も昔はギターの流しやナイトクラブの専属歌手で喰ってたもんさ・・・」

と目を細めつつ、思わず眠りそうになっていた・・・・・・


とまぁ、いつもの宴会の話はどうでもいいのだ。


前日のスコールの再来を懸念し、翌朝早々にテンバを出発、西黒沢の遡行を開始した。

前半はデート沢の雰囲気である。

爽やかそうだが、実はとっても暑い。

ステージ衣装に気を使うEXILEのズボンは、雨具である。そりゃぁ暑かんべぇよ。

耐えきれずに水に飛び込む二人。

「キャー水もしたたるイイ男」(おっかけ談)

おっかけのはずなのに、「アタシについてきてご覧ない!オホホホホ!」

と先行するウド姐。本日はミョーに元気がいい。

若いエキスを吸い取ったせいだろうか?

途中ザンゲ沢に間違って入りそうになり、「懺悔じゃ、懺悔じゃ」と戻り、中盤へ入っていく。

盤は手ごろな滝が連続し、楽しい。

このあたりから、渓友塾の皆さんと前後しながらの遡行となる。

手ごろな滝の連続で楽しい。ボルトが打ってある部分もあった。

新人君には、ちょいとムズカシ目の部分もあったかな?

「ヒャー怖かったけど気持ちがいいッス!」滝の核心を越え、ホッと一息の

Exileタカと、

「おちれぇば滝ぃ、冷たい滝ぃ♪ただ一言おちるなとぉ♪」

と、”加奈子の雨”を口ずさみながら心配そうに見上げるバーブ佐竹。


中盤最後の滝2本をかわし、右岸を高巻く。登り始めがややドキドキするが、あとは2級程度の岩登り。快適に進み、背丈以上の笹ヤブを漕いで沢身に戻ると、沢は終盤に入る。

このスラブ帯を右上していく。

「こ、怖ぇ~!!」と腰が引けるタカ。―大丈夫よん、オバお姉さんがついてるからねん(おっかけ談)。

「こっち楽そうっすよ、先行っていいっすか?」とトシ。頼むから、テラスのギリのところに背を向けて立たないで!

「おちれぇば滝ぃ、冷たい滝ぃ♪ただ一言おちるなとぉ♪」(歌:バーブ佐竹)


沢型を忠実にたどり、登山道が平行に見えてきたところで、少しササヤブをこぐと、

ツメの草原に飛び出す。う~ん、上越の沢だ。

やったっす!満足げな二人と、それをアツく見つめるおっかけ。

しかし!ここからが新人君には核心だったようだ。

草つきがスベってスベって仕方がなかったらしい。


5分ほどで登山道に飛び出し、ひとまずは握手。登ってきたジサマバサマからの注目を集める。

この後、ロープウェイ乗り場まで下山し、ビールと枝豆でプチ打ち上げをやったあと、

ロープウェイに乗って下界へ。トマトとキュウリとアボガドで、再び反省会をやった。


西黒沢は、沢登りのエッセンス(泳ぎ以外)がギュッと詰まった、いいところです。でも、あんまりメジャーにならずに、今のままであってほしいっす。

男は顔じゃないよ、心だよ!(バーブ佐竹の名言らしい)

0コメント

  • 1000 / 1000

沢登り山岳会 遡行同人 梁山泊 - 山をまるごと楽しむ!

遡行同人 梁山泊は「沢登り」を中心に、山スキー・岩登り・アイスクライミング・雪稜登山など、四季を通じて山をまるごと楽しむ山岳会です。拠点は東京で、安全登山を心がけており焚き火、山菜&きのこに興味がある方、未経験者・初心者も大歓迎です。