ロープワーク事始め 日和田山
2017/11/5
メンバー: USAN、ヒロP、ロバくん、うど子
新人のロバくん(♀)に、岩や沢に行くためのロープワークの基礎を学んでもらおうという企画です。
日和田は風も無く良い天気で相変わらずの盛況ぶりでした。
なんと!我々は現地一番乗りという快挙をなしとげ、無事に一番易しい一般ルートをゲットしました(^^;)
以下、(ロバ君が)やったことを記します。
(一般ルート)
岩場での諸注意、ロープを捌いて素直に置く(トップ側(上)、ビレイヤー側の末端を出して)、8ノ字本結び、セルフビレイのとり方(支点の位置、設置、メインロープでのインクノット)、ガチャの装着方法、カラビナの使い方(すくいがけ、回転させる)、、ヌンチャクのかけ方(上下、向き)、コール、足の使い方、ロープの束ね方
「リードの登攀/ビレイ、ロアーダウンで中間支点回収」を見て登攀システムを学習。
トップロープで登攀
トップロープのビレイ、ロアーダウン(する/させる)実際にやりました。
数回繰り返し練習
ここまでやったところでヒロP登場!
ヒロPは膝故障中にもかかわらず駆けつけてくれました!
ロバ君の講師役も務めてくれました!ありがと~!
混んできて空いてるところがなかったので下の講習用のちっこい岩に移動。
講習に使える程度にペツルやリングボルトがあり左右から回り込めるので便利。
立ち木にアンカーをつくる(スリングの巻き方、強度、ロープのタイオフの仕方など)
リードのビレイ。
トップの動きに合わせて(読んで)タイミングよくロープを出し入れするやり方。
システムを理解してトップの動きを読んで段取る。
ビレイヤーとしての仕事。
トップの動きを妨げず、張り過ぎず緩めすぎない適度なロープの張りを保つ。常に墜落に備える。
ビレイデヴァイスの使い方(制動他)、立ち位置、トップのクリップ時のロープ操作(手の操作だけでなく前後などに移動も合わせて素早くロープの張りを調整する)
トップにトラブルが合った場合のビレイヤーの脱出方法(ビレイデヴァイス仮固定→フリクションノットをメインロープに設置→支点に連結→荷重を移す→脱出)
リード&フォロー形式でフォロワーとして中間支点を回収しながら登る。(コール)
終了点についたらまずセルフビレイをとる(メインロープと他にもう一本、どこにビナを入れたら良いのか、とる位置)ビレイ解除。
懸垂(エイト環、半マスト、ルベルソ)
懸垂の仮固定、トラブル時の対処(プルージックを設置してトラブルを解決後そのまま懸垂)
ミッテル(中間者)として固定ロープ登攀(カラビナバッチマン等)
ふたたび男岩に移動。
やっと割込めた一般ルートの右側クラックとその右のスラブルートをトップロープ形式で数本。
最後岩のトップに回り込み、トップロープのセット方法を軽く学習、回収と懸垂セットを手伝ってもらい、高度感のある場所からの懸垂下降を体験。
一日みっちり最低限フォロワーとして岩場に連れてってもらうための学習をしました。
盛り沢山かもしれませんが、どれも必須の最低限のことばかり。
スムーズに出来るよう、これから繰り返し場数を踏んで、技術の定着/発展に努めて下さいね!
ロバ君は初めての岩場でロープに触りガチャを使ってのクライミング体験をしました。
最初はぎこちなかった動きも、最後には足の使い方やからだの動きもすっかり慣れてきてとても初めてとは思えないほどの動きを会得していました!エライ!
ジムに通うとものすごく登れる人になる要素大のパターンですね、うらやましい!
来週は会の岩トレだ!
これで来シーズンはもうお客さんじゃないyo🎵
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