袖沢・御神楽沢①

17日

8:40尾瀬船着場―9:20奥只見船着場―10:15歩き出し―10:30只見川徒渉―

12:00昼食13:00―15:30林道終点


連休の奥只見・会津予報はぐずつき加減ですが、うまくいくと梅雨明けしてくれそうな感じでもあります。

ま、あまり期待はせずに。。


8:40の船に合わせて1時間前に檜枝岐を出発。

なぜかピーカンで気持ちよく尾瀬船着場へ向かいます。

いなせな船だねぃ!


遊覧船に乗ってアプローチするなんてちょっぴりメルヘンですよね。


朝一番で尾瀬側から遊覧船に乗る人なんてまずいないわけで

当然貸し切りです。


晴れてるし、みんなテンションあげあげ (NASさんはそそくさと寝入ったが・・)

燧はすでに雲がくれ


とは言えやはり寝不足なので一通り感動しきったら一人を除いて。。。

40分の船旅で奥只見着


船でポエムな気分に浸ったあとは、さっそく土産屋でソフトクリームを買い

今日の山行は終わった・・

とまだ始まってもないのに満足げなウド子


まだ歩き出してもないのに、ザックのショルダーストラップが壊れる

アクシデントを披露するタカ。。


さすがニセモノノースフェイス。。


ちなみに三兄弟のザックは4、50しかないのに

夢と期待を詰め込み過ぎてえらいことになってます


テーピングで応急処置して10:00すぎやっと歩き出し。


以前よりちょっと嫌がらせされたゲートを乗り越え、ショートカット、只見川徒渉(鬼冷!)したら

あとは黙々歩くだけ。


南沢を過ぎ、懐かしい仕入沢、北沢を見やり、伸びまくったウドはスルー。

ちょくちょく現れる残雪を見つけてはハラハラしながら辺りを凝視。


すみません、黙々ではありませんでした。。


NASさんが若干伸び気味のワラビを摘まみ出します。


処理と採取がめんどくさいのでワタシは採りませんが、

ワラビって一本一本腰落としながらだから疲れるよねとウド子を牽制すると、

ホントそうだよね~と言いながら一緒に摘まみ出します。。。


やはり隊長が採り出したら副隊長も続かねばならんのですね・・

今日も根こそぎ隊の名に懸けて業務に余念のない二人。


三兄弟の入隊はなんとしても阻止せねば!


そうこうしてるうちに空はどんどん怪しくなり会津方面から雷が聞こえてきます。


今日のお昼はウスヒラ入りラーメンなので、

ウスヒラを見つけたいのですがなかなか見つかりません。


降り出す前に作っちゃおうということで、残念ですがウスヒラなしに。


調理中タイミングよく降り出しますが、木々の屋根に助けられラーメンタイム。

30分くらいのつもりが1h近く休んでしまいました。。


小降りになってリスタート。


間もなくグッドウスヒラ発見。

ちょっと遅かった・・もちろん採りますが。


三兄弟は夏にキノコが採れると思ってなかったみたい。

目を輝かせて聞いてくる。


何にして食べるんですかっ!?


ワタシは昔の自分を思いだし、キュンとした胸を抑えつつ答える。


天ぷらだねっ

上流はけっこう激しく降ったのでしょうか?

あっという間に袖沢は濁った。。


残雪が消えてまもない斜面で採取が許されるウド発見。


ウドを初めて見る三兄弟は目を輝かせて聞いてくる。


何にして食べるんですかっ!?


ワタシはキュンとした胸を抑えつつ答える。


天ぷらだねっっ

キクラゲ業務に励む


やがて雪渓でびっしりの枝沢にてグッドウドを採り、

これでようやく黙々歩くだけになったあたりでミノコクリ沢に出合います。


濁ったミノコクリを見やり、しばらく歩くと林道終点。

濁りのため今日の行程はこれにて。


ナンバーのついてないモンキーが一台停まってて、

取水堤に行く屋根下でテンパってます。


いいなぁあそこ、、


ワタシ達は林道のどん詰まりにタープを張り、宴会のための一仕事。


濡れまくった焚き木にようやく火がまわってきたころ再び雨が。。

しかもかなり本降り。


すごいザン降りなので焚火は放置せざるをえず。。


宴会では一人一品出すことになってる我が会。
ほとんど料理をしない三兄弟にもなんでもいいから一品お願いねと伝えていました。


肉とか乾きものとか持ってくんだろうと思ってたのですが、なんやらいろいろやり出しますよ。。


・ゴーヤとオニスラのツナマヨ合え ←タカ作 嫁に教わった一品 ウマし!

・ニンニクホイル焼き         ←トシ作 空缶にゴマ油(ミニ瓶ごと持参)を浸し塩コショウ ウマし!


その他みそきゅうやら乾きもんやらマサは肉塊1k持ってきてる言うし、

さらにトシはジャガバタ用にジャガイモ人数分持ってきてるし。。


いや、、ちょっと、、、


頑張るところ違くない??


いや、とっても嬉しいし美味しいし梁山泊らしいっちゃそうなんだけど。。


今日が林道歩きでよかったと心から思うワタシとNASさんでした。。


その後雨は収まり再度焚火をつけ、ようやく落ち着きを取り戻し久々の沢の宴会を楽しみます。


沢っていうか林道じゃん


とか言わないの。


つまみのトリを飾るべくマサ持参の和牛塊肉を焚火であぶってレアで食します。 バカウマ!

ごめんねトシ、ジャガバタは明日だ。


予想だにしなかった三兄弟の頑張りぶりにより今夜はワタシの出番なし。

食材減らず・・


何の記録なんだか。。2日目

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沢登り山岳会 遡行同人 梁山泊 - 山をまるごと楽しむ!

遡行同人 梁山泊は「沢登り」を中心に、山スキー・岩登り・アイスクライミング・雪稜登山など、四季を通じて山をまるごと楽しむ山岳会です。拠点は東京で、安全登山を心がけており焚き火、山菜&きのこに興味がある方、未経験者・初心者も大歓迎です。