アルパインの洗礼を受けた 120327 八方

毎年3月下旬にもれなくやってくる寒の戻り。


例年であれば、一発ガツンときて数日晴れ渡るといったサイクルですが、

今年はガツンのあともちょこちょこ降りよるせいで連日どパウ祭り。

こんなんとか

こんなんやら

こんなんまで

ここにきてウハウハなのであります。

そして27日火曜、がっつり晴れました。

夜勤明けだろうが、これはもう行くしかない。。

行き先は夜勤明け故お手軽八方。

上は風が強そうで


なんやかんやで出発は11時前。


麓やゲレンデは穏やかな春陽気ですが、ゲレンデトップからは強風。


登るにつれ爆風。

先行者の方々は早々にドロップしたようで、便所小屋から先はワタシ含めて3パーティのみ。


爆風と疲れからか若干くらくらしますが、暑すぎず寒すぎずでなんだかさくさく上の樺まで。


こんな爆風なのでウィンドスラブにドキドキしながらドロップです。

ドキドキしすぎて小回り。。でも柔らか~


2Pめは斜度も緩むので気持ちが大きくなれます。

雪はパーフェクト。

頑張って来た甲斐ありました。


一向に風が強いのでそそくさとガラガラ方面へと登り返し、エントリーポイントまで来ますが。。

烈風です。。。

飛雪ハンパない  烈風が爆風になった隙がシャッターチャンス


飛雪すごすぎ。

ウィンドスラブ怖すぎ。


ドロップどころじゃありませぬ。。


ピーカンで寒くはありませんが身の危険すら感じてきます。


板担いでたら、えぇ、間違いなく吹っ飛んでることでしょう。


無名をそのまま落とすかとすごすご稜線を移動してると、

一か所エントリーしやすそうなラインを見つけ、やはりウィンドスラブにドキドキしながらドロップ。


風の影響も少なくさらさらパウダー。

ドキドキしながらも気持ちよくなって行くといきなり底付き。


45度くらいはありそうなノドは風の通り道みたいでライトは風に叩かれ一部アイスむき出し。

レフトはクラストの上に申し訳程度のパウダー。


あ~そぉ~。


とか思いながらずりずり落としとりあえず通過。


ノドが広くなったところでライトへ移動してソフトクラスト混じりのガラガラ下部でいろんなものからようやく解放されました。

ピンポイントエクストリーム  

ボトムはすんごい穏やかなのに


八方はお手軽ですが、そこはやはりアルパインエリア。

前にも一度痛い目に遭ってますが、今回はそれに次ぐ風の強さでした。


また違った意味で生きてるというのを実感させられますw

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沢登り山岳会 遡行同人 梁山泊 - 山をまるごと楽しむ!

遡行同人 梁山泊は「沢登り」を中心に、山スキー・岩登り・アイスクライミング・雪稜登山など、四季を通じて山をまるごと楽しむ山岳会です。拠点は東京で、安全登山を心がけており焚き火、山菜&きのこに興味がある方、未経験者・初心者も大歓迎です。