神流川八丁沢(金山沢左俣)~赤岩尾根縦走
2015/05/23 個人山行
メンバー:オベ松、ガラ中
5月20日オベ松さんから、「誰か赤岩尾根いきませんか」とのメール
梁山泊新人のガラ中が「ハイ、ハーイ」
オベ松さん「り、了解です」
前週の裏妙義谷急沢からの縦走に続き、今回は八丁沢から西上州赤岩尾根縦走です。
5月22日八丁隧道/両神山登山口pm10:00集結、7?8台、他の登山者が車で就寝する中
あの綺麗な雲は、横山大観の水墨のようで、あの満天の星はモローの水彩画だなどとのたまい
明日も暑そうだ、赤岩尾根だからこのへんで入山祝い打ち切り。am2:00就寝。
5月23日am6:00起床、既に駐車場は車で一杯。
支度を整え、ニッチツ住宅跡登山口で1台デポ、もう1台で上落合橋へ。
その橋の下が、今回遡行する八丁沢左俣。am8:30入渓。
八丁沢左俣は、ナメ、ガレ、ナメ、ナメ、ガレ、ガレ、・・・
滝の岩にはイヤラシゴケがヌ?ルヌル
F1-8m/左岸巻きam8:50
F2-7m/右岸巻きam9:00
F3-12m2段滝/下段を右からとりついて左上し、上段はそこから右上。am9:30
あとは東岳・西岳間のコルを目指し、am10:30ドンピシャで出る。
ここから八丁峠までは、鎖付きのアップダウン。八丁峠までは登山者も多く、鎖場順番待ち
もあり、am11:45八丁峠到着。なんといってもこの先が本ちゃん。
15分程お昼休憩をし、緊褌一番いざ赤岩尾根へ。
赤岩峠から八丁峠のルートは、通常5,6時間。今回は逆ルート。
ちんたら歩いていたら、1583m峰の岩稜帯をヘッデン下降するはめに・・・
赤岩尾根縦走コースは、整備等されていないので無論鎖場等無く
結構激しい岩稜帯アップダウンを慎重に通過。
時短でP2は巻くものの、P4/pm2:00到着。
ここから100m 下って100m登る。そこは1583m峰。
既にかなりヘトヘト。
ヒーヒー、ハーハー60分ほど歩を進めると、1583峰頂上。タイム的には一安心と思いきや、
眼下には、ゴリゴリのナイフリッジ。斜度もありすぎて、クライムダウンは自殺行為。
40m弱であろうか、3ピッチで懸垂下降。昨年、黒部で懸垂下降したとき、30㎏ザックに振られて
5㎝ほど岩角にゴリッとした瞬間、芯が2m露出したが、事無きを得た。その教訓を生かし、体が振
られないであろうルートファインディングをし、下降時には足の置き方・順序に留意した。
それでも、時折「クンッ!」という鳴り音には、肝を冷やした。無事通過。オベ松さんありがとう。
その先、ボルト・残置ザイル箇所が2箇所。15mトラバース部のザイルは、白色に退色しており、
まったく信用できない。ヌンチャクをセットするが、ホールドがしっかりしているので問題なし。
痩せ尾根を下ると、最後のルンゼに比較的新しい残置ザイル。ありがたくも一抹の不安を覚えつつ
懸垂。pm4:00赤岩岳、30分後赤岩峠到着。ここまで来ればヘッデンは不要。あとは一般道を下
るだけとばかり、二人とも小走りに下山。
オベ松さんは30分、ガラ中は40分かけてニッチツ住宅跡登山口に到着。ガラ中は、もう膝がガク
ガク、のどはカラカラ。とても暑い一日で、水摂取量は1.5?以上。行動水1?位だとちょっとやば
いかもと思いました。
下山してみると、八丁沢の記憶が薄れるほど、アップダウンがきつい赤岩尾根縦走でした。
おしまい。
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