借金返済ハイキング

2015/5/30-31

うど子


すみません、沢登りとかの山行報告じゃありません。

謂わば「つれづれの記」?いや、パスタの作り方?💦


昨年末に、秩父の雁坂小屋にお世話になったのですが、小屋代2千円のうち千円しかお支払いが済んでいませんでした💦申し訳ございません。

春になって雪が融けたら必ずお返しすると約束していましたので行ってまいりました。


山菜の季節に私が秩父に行くなんて珍しいことです。


最初はナメラ沢から行こうかと思ったけど、ヌメヌメしてそうだし詰めがめんどくさそうなのでやめた。

ネットで調べたら久渡沢、峠沢は岩魚が釣れるらしい!


ふぅん、そ~なのね!😃ほんまかいな!

っと、勇んで行きましたっ!


釣る気満々でアチコチ久度沢の入渓地点探ったけど結局沓切沢橋から入渓。

ちなみに「沓切沢橋」のかかるこの沢は沓切沢ではなくて唐松尾沢。

これが混乱の元で惑わせる看板もあったりして余計にクッキリしないようですが、ナメラ沢入渓には一番ラクチンなポイントなのではないかな。

橋のたもとから降りて、脆い小滝を降りればあとは歩くだけでナメラ沢まで行けます。

登山道をわざわざ登って沢を下るのは労力と時間の無駄かも。

ナメラ沢入渓に迷った話は良く聞くけど、地形図に忠実に行けば全く問題ないはず。


そして…結果、生き物はオタマジャクシ一匹見かけただけ😖


入渓点よりちょいと下ったところには立派な滝があったけど、下るものめんどくさいし。

戻って沓切沢まで沢を歩く。滝も何も無し。

う~ん💦

まぁ、完全想定内ですハハハ。(泣)


ほんものの沓切沢に入って一夜を明かす。

登山道が峠沢を渡るところが沓切沢の出合いです。

今日はイタリア~ン(最近よく登場する💦)


アルポモドーロ(The tomato)改。

パスタね。


たっぷりのオリーブオイルに青森産ニンニクとタカノツメ(弱火できつね色に焦がす)

ここへトマト投入。(今回は3種のプチトマトだよ!)

味付けは塩。

仕上げにパルミジャーノ、バジル。


今回はサラダ用一分ゆでパスタ使用でかえって忙しい💨


これがベースだが、今回はアレンジしてこれに少しのパンチェッタと3種のオリーブを加えた。

好みで生ハムでも良いしアンチョビでもOK。チマっとね。(もちろん無くても良し。)


キモは、たっぷりのオリーブオイル、必ず青森産ニンニクを使う、トマトは酸味と甘みのある味の濃い奴を使う事、トマトは火を通し過ぎず半生に仕上げること、仕上げのパルミジャーノはク〇フト社の粉チーズとかは絶対ダメで、必ず自分でパルミジャーノを削るとかして入れることです!

素材が命です。


暑い季節にはあらかじめ具材を冷ましておき、パスタをシャキッと雪渓の沢水などで冷たく締めて冷製パスタも美味しいです!


翌日は雁坂小屋に借金を返済しに行きました!

ありがとうございました。

雪が無いってこんなに歩きやすいのね!

夏道は井戸沢をこんなに巻いておったんかぁ。

これじゃあわからなくても仕方ないわ。とかボンヤリ考えながら歩く。

沓切沢から峠まであっけなく一時間ちょっとで着いちゃった。


冬にあれだけラッセルで苦しんだ道も今はもう夏道。


シマシマに雪が残る富士山が見えてたけどすぐにガスってきた。

古礼山の方へも寄り道してみた。

幽玄な雰囲気。秩父はガスが似合います。


山菜はなかったけど、ハシリドコロとトリカブトが青々と馬に喰わせるほどありました。

誰に喰わせようか…🍺


ついこの前、アイゼンやワカンで雪と格闘したと思ったのに今日は、すっかり緑濃くなった山に見下ろされ、ジリジリとお日様に焼かれながらトボトボとサンダル履きで林道を下りました。

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沢登り山岳会 遡行同人 梁山泊 - 山をまるごと楽しむ!

遡行同人 梁山泊は「沢登り」を中心に、山スキー・岩登り・アイスクライミング・雪稜登山など、四季を通じて山をまるごと楽しむ山岳会です。拠点は東京で、安全登山を心がけており焚き火、山菜&きのこに興味がある方、未経験者・初心者も大歓迎です。