リーダー会の無茶修行-大石川東俣沢
【タイム】
①関川まで高速でピューっと行ってよぉ、
というD-Arai師の言葉にのせられて、行ってきました大石川東俣沢。下流部のゴルジュ帯『矢櫃の通らず』をパスし、上部から沢に入ろうという計画なのだが・・・・。計画が甘かった。甘すぎた。ルノ〇-ルのココアよりも甘かったのだ。
アプローチだけは、計画①通り。本当に『高速で関川までピュー!』っと着いた。前泊場所で豚しゃぶをつつき、D-Arai師とほくそ笑みながら就寝。
翌朝、起点となる大石ダムの彫刻公園を目指す。ここにはゲートがあり、施錠してある。D-Arai師は、前日に役場に電話してカギを開けておくよう頼んだらしいのだが、イキナリそんなお願いしても聞いてくれるはずはない。ここから歩き出す。登山道まで計画②だと『ちゃっちゃっと』行けるはずなんだが、久々の重荷ではなかなか歩が進まない。やっと登山口に続く橋(モウガケ橋)に到着。
ここから登山道となる。計画④では『ちょろっと』登るはずなのだが・・・・100mくらいの高低差を登下降して、第二の橋(カモス橋)。そこから一気に500m高度を上げてカモス峰。そこから更に150mほど登って、やっと下降地点となる権内峰、という、結構ハードなコース。ヘロヘロになりながら権内峰にたどり着き、あぁ、こんなはずじゃなかった。とあたりを見渡すと・・・・・
上部の枝沢という枝沢はビッシリ雪渓で埋まっている。眼下の本流も、見事に雪で埋まっている。計画④のように、『ぺっぺ』と降りられそうにない。よしんば降りれたとしても、釣りどころの騒ぎじゃぁないし、泊まる場所もあるかわからない。何より、二人ともヘロヘロだ。万が一泊まれたとしても、計画⑤の通り『ちゃっちゃっ』と登り返すことなんてできるんだろうか・・・・・
D-Arai師の『だめだこりゃぁ』の一声で、あっさり下山を決める。
それからは地獄の下降。急傾斜の下りに脚が悲鳴を上げる。おまけに、すっかりナメきってたので、二人とも水切れで脱水症状寸前。もう少しで意識が遠のこうという時に、モウガケ橋に到着。いやぁ、危なかった。二人で水をガブ飲み。
絶好のテンバを見つけ、そこにタープを張り、二人して釣りに出かけるも、
翌日、朝からD-Arai師が釣り上げた2尾を焚火にかざし、釣りに行く。
そう簡単にパラダイスには行けませんねぇ。甘かったですねぇ・・・・。と、リーダー二人で反省しきりの『無茶修行』でした。
(オベ)
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