白毛門ー赤沢山
2018/3/17-18
メンバー : ロバ、ヒロP
土合駅ー赤沢山ー丸山乗越ー白毛門ー土合駅。
岳人の2010年3月号に載っていたこのルートの事が頭の片隅に残ってた。
当時、車は持ってなく、駅が起点だから惹かれたのかもしれない。
2週前、ウド子さんがタカマタギに行った日に、
僕も白毛門ー赤沢山に行こうと思っていた。
金曜の仕事後、装備の準備が終わったのが25時。
そこから3時間仮眠して計画書を提出して早朝出発!
?…など出来るわけもなく、見事に寝坊。
仕方なく日曜に八ヶ岳を1人テクテク歩くだけに留まった。
天気が期待出来るとわかっていた今回。
絶対に行くぞーと準備も週初めには済ませておいた。
折角ならロバ君を誘ってみたところ、結果2人で行く事に。
岳人の記事とは逆の、白毛門から入る反時計回りにした。
膝のリハビリ中で不安なので、白毛門は下りで使いたくないなぁと。
それに白毛門を先に登ればあとの行程は、緩い下り基調で楽チン。という目論見。
24時。土合駅に到着。
既に寝ている先客2名に迷惑かけまいとホームへ通じる通路でヒソヒソ声で乾杯!
1時間程経ち、別パーティーが入ってきたのを皮切りに、次々と駅舎内に人が入ってくる。
ヒソヒソ声なんて、そんな気配り一切無し。
物音も話し声も、寝ている人がいるなんて意にも介してないご様子。
先客の1名は煩くて我慢できなかった様で、荷物を纏めて外に出て行ってしまった。
そして駅舎内は、さらにカオスと化して行った。
ロバ君と、有りえないね…とヒソヒソ話して就寝した。
翌朝6:30 土合駅出発。
白毛門登山口の橋は、この程度の積雪量。
しばし、白毛門山頂への急登を我慢して登る。
天気が良く、振り返れば谷川岳の男前な姿が。
暑くて暑くて、汗がダラダラ。
雪も緩んできた頃、山頂直下の急斜面。ここで引き返している人も居た。
ロープを出して、ロバ君を確保し山頂に到着。
ここからは東に登山道を外れて、尾根伝いに丸山乗越へ。
快晴の下、トレースの無い気持ちのいい尾根歩き。
小さなピークを越えては下り、
途中休憩を取っては、行動酒をプシュッと開け、
本日の幕営地、丸山乗越に到着。
今回の山行は、衣食住は自分持ちなので、ツェルト2張。
とは言え食事は、折角だし、ロバ君にもと思い担いで来たチリコンカン付けたバケット片手にビールで乾杯!
茹で野菜とチーズフォンデュ。これもまたワインが止まらず、困った、困った。
快晴無風の宴会場は、快適そのもので、さっさと酔っ払って一丁上がり。
夏シュラフ+シュラフカバーで就寝。ちょっとだけ寒かった。
2日目AM6:30
朝ごはんは、各自済ませて、いざ出発。
朝の締まった雪が歩きやすい。
雪庇や踏み抜きに注意しつつ、赤沢山を目指す。
この日の為にと山座同定アプリをインストールして来た。
快晴とアプリが災いし、360度山座同定しまくったお陰で随分とタイムロス。
やり過ぎに注意と今回学んだ。
ヤバそうな雪庇や、何度も踏み抜きに合いながらも、赤沢山に到着。
ここからは、白毛門登山口へ進路をとる。
しばらくは、緩やかな下り。そんな中、油断してたんだろう。。
僕が踏み抜いて捻挫。と、同時に反対のアイゼンで足首をグサッと。(グサッと刺したのは下山してから気付いた)
オマケに体勢を崩してプチ滑落。
あーあ、足首やったなぁと思ってロバ君とお茶休憩。あと標高150m降ろせば白毛門登山口。
処置せずそのまま下山したが、そこから先は分かってたけど、現場で見たらなかなかの急斜面だった。写真はそうは見えないけど。
ロープを出して懸垂下降。何回したのか数え切れない。
なんとか、かんとか、下山して土合駅に到着。
2日間とも天気に恵まれ、のんびりと山歩き。
最後にアクシデントはあったものの、自力下山できたので良しとしましょう。
駅のベンチでブーツを脱いでみたら、靴下が真っ赤!
翌日、2針縫いました…
記: ヒロP
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