銀山平~日向倉山~未丈ヶ岳

2018.03.31-04.01 銀山平~日向倉山~未丈ヶ岳 1泊2日


メンバー:NASさん(CL)、うど子さん、みのり(記)

奥只見シルバーラインが3/28に開通!

週末は、すこぶる天気も良好。
NASさん企画の『銀山平~日向倉山~未丈ヶ岳(ピストン)1泊2日』に参加させていただきました。

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■3/31(土):1日目 銀山平~赤崩山~日向倉山

6時(?)に起床し、即撤収。

コンビニでコーヒーを調達し、朝食を済ませ、シルバーラインに向かう。
途中、ふきのとうを摘まみながら、銀山平に到着。
7時半前後で、車は10台に満たない程度。
予想したよりも少ない。
※橋を渡った所にトイレ有り。

8時スタート。

まずは赤崩山へ向かうのだが、手前(急登)と、奥(急ではないが長い)の2ルートあり。
トレースは皆、手前の急登を進んでおり、我々もこのトレースに続く事とする。
※下山時トレースを確認したが、奥側からは1つ2つしかなかった。
前夜の冷え込みのおかげか、雪は適度に締まっており、歩き易く、1時間程で日向倉山へ続く尾根に到着。


日向倉山~JP~未丈ヶ岳まで一望!
天気が良すぎる。暑い。


日焼け対策でネックウォーマー(薄手)で顔全体を覆っている為、暑くて仕方ない。
日向倉山山頂直下の急登を「テン場についたら、ビールを冷やす、ビールを冷やす...」と唱えながら進み、11時日向倉山に到着。

駒ヶ岳~中ノ岳、荒沢岳、燧ヶ岳・・・

360度の眺望をしばし堪能し、山頂から少し下がった所を本日の幕営地とする。


時刻は、未だ11時半である。

※山頂では、日向倉ピストンの数パーティと入れ違いになった。


のんびりテントを設営し、ビールが冷えた頃合いで乾杯!宴会開始!

NASさん持参の『味付け肉の焼肉』からスタートし、箸休めの『スモークサーモン&新玉ネギのマリネ』、『〆サバ』、『たくわん』をはさみ、『ネギ塩牛タン』、『ふきのとうの酢味噌和え』と続いていく。


それにしても時間があり過ぎる。
このままでは、夕焼けも見ずに寝てしまうのでは?と危ぶまれたが、水を作ったり、昼寝をしたり、GWの行き先を考えたり、うだうだと過ごし、夕焼けまで粘る。

うど子さんは、未丈ヶ岳から帰ってきた女性おひとり様に「泊まっていかな~い?」とナンパしていた(笑)


※未丈ヶ岳ピストン日帰り組は、計10名に満たない程度だった。


夕焼け(郡界尾根方面)

テントに潜り込み、きっちり二次会をこなし、21時頃には就寝。


■04/01(日):2日目 日向倉山~未丈ヶ岳ピストン~下山

3時起床。辺りが明るんで来た5時すぎ出発。

雲があり、朝焼けはいまいち。
雪庇崩壊箇所は樹林側を巻き、JPには6時半到着。


ここでアイゼンを装着。NASさんを先頭に下り始める。

1箇所リッジの右側藪へ降り、再びリッジ上へ戻る。


片側の雪が削れており、細く、1歩1歩緊張を要するポイントはあったが、


早朝で雪が締まっていたおかげで、なんとかザイルなしで通過出来た。

雪庇崩壊、雪崩のリスクに怯えながら、数ピッチの大きくトラバースを強いられる年もあるとのこと。
今回の状況の良さに感謝である。

JP下りを抜けてしまえば、後はクラックに注意しながら歩くだけ。


後続の姿が見えたので、休憩もそこそこに、

C1500辺りのニセピーク(少々藪が出ている)を登り切り、謎の万歳ポーズを決め、
えっちらほっちら歩き、8時20分に未丈ヶ岳山頂着。
1番乗りである!
風で体が冷える前に下山とする。


帰路もJPまでの登りが核心である。

日も出て雪も緩んで来ているので、細いリッジ箇所を藪側から巻いてしまおうか検討したが、結局往路と同じルートをたどった。


登り途中に日帰り組と交差したが、時刻は10時頃。

シルバーラインのゲート開門6時からのアプローチと考えると、ここまで約3時間。
皆さんの健脚ぶりに敬服いたしますm(__)m

この後、数パーティとすれ違ったが、日帰りピストンは10名程度。


テントに戻ったのは、11時過ぎ。


残りの肉を消費した後、テントを撤収、12時40分下山開始。


団体ご一行様が帰った後のため、前日とは比にならない程、足跡がびっしり。


心配した『雪の緩み』は、気温が上がった割に、前進を阻むような状況はなく、歩き易い。

ほんと条件が良くて、有り難い限りである。
最後の取り付きへの下りも、適度に柔らかくなった雪を利用して、一気に下り、銀山平に14時30分着。

お土産用のふきのとうを摘まみ、薬師の湯で汗を流し、お蕎麦をいただいた後、帰宅。


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最高の条件で、春山を楽しませていただきました!

山行中にNASさん、うど子さんの会話に出た山、沢の数知れず。

地形図でみてたら、夜が明けましたw

雪山の妄想は止まりませんが、


4月になった事ですし、頭を切り換えて、沢の準備をはじめますかね♪


記:みのり

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沢登り山岳会 遡行同人 梁山泊 - 山をまるごと楽しむ!

遡行同人 梁山泊は「沢登り」を中心に、山スキー・岩登り・アイスクライミング・雪稜登山など、四季を通じて山をまるごと楽しむ山岳会です。拠点は東京で、安全登山を心がけており焚き火、山菜&きのこに興味がある方、未経験者・初心者も大歓迎です。