笹穴沢
2018.8.4-5 ヒロP(単独)
みのりちゃんと行く予定だったが、急遽都合が悪くなり一人で行くことに。
1人ならばと、車に自転車を積んで川古温泉を目指す。
帰りの約2時間の林道歩きを楽するために。
朝6時自転車を漕ぎ始める。とは言え、ユルい登り坂なので荷物を担いで漕げるわけがなく、終始自転車を押して行く・・・。
ただ押すだけでもキツイ・・・。
入渓してしばらくゴーロ状を歩いた。大きな岩を超えて行くたびに、結構体力を削られる。
ところどころ、乾いた岩に濡れた足跡が1人分。
何度か見つけるも結局、先行者の背中を見ることさえできなかった。
1時間ほどで金山沢に出会う。
そこから大小いくつもの滝の連続。一つ倒すと、また一つ出てくる。まるでゲームみたいだなと思いながら、落ちれないので必死に登った。
ガイド本に“20m? 左壁を登る”と書かれたこの滝は、下から見た感じでは、いけちゃうんじゃん?!と思わせといて、上部がヤバく、2/3登ったところで、しばし思考停止。ロープがあれば出せる1手も、無いと手も足も出なくなるのは致し方なし。
気休めに、残置ハーケンにデンスケして登り切った。
50m、120m大ナメ滝、そのあとそこそこの高さの滝を越え、
もう終わりだろう的な雰囲気になってから詰め上がるまでが長かった。ここが一番体力消耗させられた・・・。
登山道近くなり草原に出て、しばしビールタイム。
一般登山者に見つかると怒られそうなので、早々に平票山の家を目指す。
14時。小屋に到着。
水場に冷えたビールが沢山。350mlで1本600円。
飲まずには居られない。気持ちの良い日差しの中、ビールと昼寝。
結局、下山する気になれず、避難小屋に泊まって翌日下山した。
帰りの林道は、デポしておいた自転車を使って、楽チン下山。
久しぶりに一人の遡行だったけど、程よい緊張感があり、沢自体も登れる滝ばかりでとても面白かった。
沢登りして避難小屋に泊まるのが、あまりに快適だったので、マイブームになるかも。
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