金木戸川打込谷:1日目&2日目(8/11~8/12)

お盆山行 金木戸川打込谷
2018年08月11日(土)~08月14日(火)
メンバー:USAN(CL)、うど子、みのり


お盆前半で北アルプス・笠ヶ岳へ詰め上がる金木戸川打込谷を遡行してきました!

USANがすでに双六本谷、小倉谷を遡行済みで、未だ行った事がない所というチョイスでした。

計画2泊3日でしたが、詰め上がった後笠ヶ岳山荘に1泊し、結果3泊4日となりました。

今回は平水もしくは平水以下で徒渉も問題なし。

下部に滝が集中していますが、パーティの力量次第で巻けるので、厳しい所はない印象でした。
後半のナメ滝の連瀑帯は、残念ながら曇天でしたが、快適に楽しく登れました。
晴天だったら、どんなに気持ち良いだろうか。

●1日目:08月11日(土)
9:30 金木戸川林道第一ゲート - 14:00 小倉谷出合 - 道迷い - 15:30 小倉谷出合(軌道跡) - 17:00 壊れた吊り橋(幕営)

今回は撤退時の事も考え、林道第一ゲートへ車をデポし、
下山後新穂高からタクシーで戻り回収する計画。


09:30 金木戸川林道第一ゲートを出発。

林道をひたすら歩き、まずは小倉谷出合を目指します。
この林道、いくつか沢を跨いでいるので、途中で水分補給できます。
初日の重い荷にヒーヒー言いながら、小倉谷出合に14:00頃到着。
小倉谷出合で林道は終了し、右岸軌道跡をたどり、壊れた吊り橋まで行くのだが、
この軌道跡への入り口がわかりづらかった...(記録を見て事前勉強していったんだけどな...泣)
林道からそのまま先へ続く踏み跡を歩いて行ってしまい、どんどん道は悪くなり、ついには目の前に岩峰が出現。
過去に歩いた事があるUSANが「絶対おかしい。この道は違う。」と言うので、小倉谷出合まで戻ります。
すると、右岸側の斜面に上段へと続く踏み跡あり。軌道跡を発見。約1時間半ロス...
(同じ日飛騨山岳会の方も同じように踏み跡へ迷い込み、仕方なく沢に降りて、本流を遡上されたそう)


軌道跡に入ってからは、黙々と本日のテン場(壊れた吊り橋付近)を目指して進み、17時過ぎに到着。
すでに2パーティが到着していた。
我々もテン場を決め、タープを張り、焚火で乾杯し、就寝。


●2日目:08月12日(日)
04:00 起床 - 06:50 出発 - 7:30 打込谷出合 - 9:00 F2・18m滝 - 12:45 仙ノ淵15m - 14:20 大釜 - 15:30 C1700付近で幕営

2日目はゴルジュ帯を突破して、C1820付近に幕営の予定で進みます。


朝、出発早々。本流徒渉からはじまります。

打込谷出合手前は、うど子さんとスクラムで徒渉しました。

F1はわからず、F2・18m滝に到着。

ここで飛騨山岳会の方(男性9名!うらやましいね~)に先に行っていただき、右岸巻き。
次の瀞は、左岸巻き。
左の岩壁に残置ハーケン&スリングのかかっている滝は、
つるつるの岩をUSANが登っていってしまった!!!あっぱれ。
残された私達はUSANに引っ張りあげてもらいました。
仙ノ淵。USAN「右いく?」うご子、私「行きません。巻きます!!」
USANを説得して、右岸巻き。(写真でみるより大きかった~)
↓は足ブラになりそうになりながら、右壁をへつって、滝の左側をスタスタ。
↓をスタスタ行くと、
大釜登場!右岸を巻きまーす。
大釜を抜けるとゴルジュ帯は終了。
ゴーロ歩きが続きます...疲れる...

ということで、C1700付近に平坦な良き場所をみつけ、この日の幕としました。15:30


ひと通り、食べて飲んだ頃、雨がざぁ~と来て、タープの下へ避難。

実はこの場所、小さなインゼルなのでした。
降り出して1時間程して、雨は小ぶりになりましたが、水が増え始め、宴会場が流されていきました。
増水避難に備えて、荷物をコンパクトにまとめ、様子見。
さらに1時間程でだいぶ水が減り、ようやく眠りにつきました。
(幕場選びは慎重に...)

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沢登り山岳会 遡行同人 梁山泊 - 山をまるごと楽しむ!

遡行同人 梁山泊は「沢登り」を中心に、山スキー・岩登り・アイスクライミング・雪稜登山など、四季を通じて山をまるごと楽しむ山岳会です。拠点は東京で、安全登山を心がけており焚き火、山菜&きのこに興味がある方、未経験者・初心者も大歓迎です。