土樽周辺偵察 

茂倉新道(矢場ノ頭)までと蓬沢(コマノカミ沢手前)


2016/4/2-3
うど子

超寡雪の今シーズン、上越の賞味期限は短いだろうとは思ってましたがこれほどとは… 💦

(帰途、土樽駅ホームより茂倉岳)


沢は割れ、いや、そもそも埋まらず、ブッシュブシュブシュはわかっていたよ。
それでも未練たらしく上越へ。

いいのさそれでも。

春の雪の上で眠りたいから行ってきた。
ちょこっとでも汗かければまあ良いさ。

前夜は某所でステビバ。


始発の車窓から眺める飯士山は雪皆無。

足拍子辺りは真っ黒です。

土樽からの各林道も雪皆無。
茂倉登山口、林道ドン詰まりの広い駐車場は間もなく使えることでしょう。


矢場ノ頭手前まで偵察。

ガスる茂倉ピーク

当日朝一番手で登りましたが、古いトレース痕はなんとなく残ってる部分もありましたが融雪が進み状況も変わっていて参考にもならない状態。
夏道ルートはニュルニュル地帯ありの雪泥枯葉岩ミックス。踏み抜き地帯あり。
茂倉谷左岸からの冬道ルートはまだら雪。
ギリ使えると思うけど踏み抜き多くブッシュが煩いかも。
どちらがラクなのか、どっちもどっち?(^^;)
末期症状です。間違いない。

ブナ美林上部からのやせ尾根も雪が息も絶え絶え。
雪の残り方が中途半端でとてもめんどくさくて神経を遣います。
一歩一歩足をどこにおくべきか考えながら歩くので時間がかかる。
張り出した根っこはともかくも、中がスカスカのシャバい雪に恐る恐る体重をかける。


ピークはガスってるし、今日は旗背負ってきてないし。
矢場ノ頭手前。メンドクサイ細尾根を抜けたところからピークを見る。


こんな日は無理してピーク獲る必要も無しと戻ってブナの美林泊とする。
やっぱこれが良いんだな!
雪少ない。
定番、フキノトウ辛子酢味噌


賑やかな谷川に比べてこちらは静かなものだ🎵
私の後からは泊り装備の1パ2名のみ。
上からの下山者も2パだけ。

朝起きてみると、昨日より30センチは融雪が進んでおり下山道は様変わりしていた。
ガンガン雪解け進んでます!(泣)
とは言っても下まで20分((笑)


翌日はふきのとう摘みがてら蓬沢ルート偵察。

雪の状況が悪いせいか人の気配無し。

林道ドン詰まりまで雪皆無。

いつもならこの林道は雪斜面の下で、存在すら良くわからないくらい?
通常の?下の雪原ルートはごちゃごちゃに沢が割れてて使えません。

武能岳西尾根真っ黒ボウボウ。

コマノカミ沢手前まで行ったが、所々夏道を拾えるところもあるが、まだまだ夏道はシャバい雪の急斜面に吸収されてしまい使い難い。

かと言って雪を繋いで行こうとすると、所々踏み抜いて雪の下の岩の間や水流に落ちてしまう。

時間をかけて根気よく行けばこのルート使えないこともないとは思うが、上部の雪崩やシャバい雪で足が流されたりする懸念もあると思う。
何回か渡渉もあり。
篤志家向き?(^^;)
蓬峠を見上げるとすでに黒い毛が生えていました💦


皆様良くご存知らしく、いつもなら賑やかなこの季節なのに人なんか居やしない(^^;)


この調子だとGWが思いやられますな。
上越や会津はただのヤブコギでしょうねぇ。
参ったな。
いったいどこに行けば雪があるかな。

春の使者ふきのとうちゃんがバッチリ!
今日は「もう止めよう」と言ってくれる人が居なかったので、膨らんだ袋を眺めながら一体どうやって持って帰りゃ良いんだと独り駅のホームで呆然とする。


帰りに湯沢の中野屋に久々に立ち寄りました。
改装されてたいそう立派になり行列が出来ていました。

山菜天ぷらを頼むと、「まだありません。」と言われ、そりゃあそうだよなと納得して酒を飲んでる最中ふと振り返ると、壁に「ふきのとう天ぷら五百円」とありました💦
まあ、良いですよ💦
フキノトウはどっさりいただきましたから。。

お酒のお通しはピーナツ無しのごつい柿の種でした。
以前は手作りの山菜の炒め煮なんか出してくれたんだけど

蕎麦と同時に蕎麦湯が運ばれてきました

ファミレス中野屋さんになったみたい。
昔ゃぁ良かったなぁ。

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沢登り山岳会 遡行同人 梁山泊 - 山をまるごと楽しむ!

遡行同人 梁山泊は「沢登り」を中心に、山スキー・岩登り・アイスクライミング・雪稜登山など、四季を通じて山をまるごと楽しむ山岳会です。拠点は東京で、安全登山を心がけており焚き火、山菜&きのこに興味がある方、未経験者・初心者も大歓迎です。