レスキュー訓練(at奥多摩)
2001.4.1
L.富岡、米澤、深瀬、安田、津島、仁科、那須、福島、佐藤(章)、大島(静)、高橋(克)、 大島(雅)、松井、西村、関口、佐藤(昭)、佐藤(博)、平原
今年も、恒例の奥多摩レスキューからシーズンが始まった。
前夜からの宴会組は、酒が抜けないのかまだシュラフにくるまっている人もいるが、私は今回は朝からの参加である。
春だというのにまだまだ寒く、地面は凍てつき体もガチガチに固まっている。
なんとか気合いを入れて早速駐車場の欄干からザイルを数本セット。
今回はこのセット方法を覚えようと思っていたので、私も手伝わせていただく。
自分からやらないと覚えられないものだ、頭の悪い私は特に。
確実な支点づくりはとても大切である。支点命。
数本ザイルがセットされると、プルージック(カラビナバッチマン等)による自己脱出(プルアップ)からメニューを消化していく。
私は今回、あえてザックを背負ったままやってみようとしたが、重いザックを背負ったままではとても無理であることが解った。ザックはザイルにぶら下げる等しないと体が上がっていかない。
また、ビレイ中の確保体制からの自己脱出法も再確認。
体の軽い私は特に沢の現場でもセルフを取ってビレイする機会が多いので、いざという時大切な技術である。
様々なケースを思い浮かべてみるが、本当にビレイは奥が深いなーと実感。
その後、宙づり者の救出。
救助者が事故者より降りすぎないようにするのが微妙なところである。
エイト環をハーネスから離してセットする方法など色々なパターンがあるので、繰り返し習熟しなければと思う。
なぜ、そうするのかを考え理解するのが大切!そうすれば現場での応用にもつながる。
岩トレなどで時間が半端に余った時などにやってみると良いかな?
あとは、事故者のプルアップや背負い懸垂、担架搬出などを行った。
いつも思うことだが、山の中で事故を起こせば、その救助活動は大変困難なものとなる。
あらためて身を引き締めるとともに、救助技術を繰り返し練習して確実な物にしていきたいと思う。
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